未来の教科書から見た日本
未来の日本の教科書を考えてみた
【2010年代日本の空洞化】
バブル経済崩壊後官僚システムから脱却できなかった日本は暗黒の20年を過ごし、財政は悪化した。自らのシステムを高コストでしか管理できなくなった官僚支配は、景気が悪い中で増税を断行。このころの日本は記録的な円高を記録したこともあって、増税と国内コスト高を嫌気して大企業と富裕者層を中心に海外移転が進み日本経済は空洞化する。
更にこの時期には2012年に東日本大震災とそれに次ぐ福島第1原発の放射能問題があり、農業を中心に日本経済は打撃を受け、日本は食料においても海外への依存度を高める。
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この後、現在起こっている世界的金融危機の中で日本がどうなるかや、高齢化と少子化問題で日本の財政がどうなったかなどが続く。
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暗い。ちょっと分析しただけで絶望的に暗い。
本当に何ができるんだろう?そこで、SWOT分析してみた
Strength(強み)
・とはいえまだまだ経済大国
・勤勉
・基本的に海外で受けがいい(ODAや震災などによる)
・エレクトロニクスなどが築いてくれた「優秀さ」というブランド
・日本文化の浸透度
・モバイル浸透率の高さ
Weakness(弱点)
・官僚政治(政治的不安定、外交力の欠如、高コスト体質
・国際コミュニケーション力
・産業界と教育界の不調和
・福島第一原発
・起業家育成文化の欠如
Opportunities(機会)
・ソーシャル革命
・スマートフォン革命
・新エネルギー問題
・アジア市場の拡大
・クラウド化によるさらなるコスト減のなかでの産業構造の変化
・市場資本主義からの転換
Threat(脅威)
・財政破綻
・国際金融危機
・福島第一
・震災の影響
・自然を中心とする日本文化の崩壊
・外資
日本が出来ることは、機会を正確に捉え、弱点を補い克服し、リスクを計算しながら、強みを発揮すること。各自やることは明確だと思う。