期待を伝える

前回のブログで「コメントをください」とお願いしたところ、いつもの何倍もコメントを頂戴した。本当に嬉しかった。ありがとうございます。ブログを書いている人にはご理解いただけると思うが、コメントがどの位あるかは結構気になる。それを「コメントください」の一言だけで、色々と暖かいお言葉を頂戴したことは本当に嬉しく思う。

さて、実は「コメントをください」とお願いをしたのはもう一つ狙いがあった。それは、人は期待を明確にしたらどれくらいそれに応えてくれるかを知ることだ。今回「コメントをください」とお願いしたところ、いつもコメントをくれている人はもちろん、普段はコメントをくれない人まで書き込みをしてくれた。個人的にメールをくれた人もいたので、いつも10倍くらい反応があった感じがする。しかも、今までで一番短い記事で。

しっかりと自分の得たいものを伝えないと相手は理解してくれてないことが多い。特にビジネスの世界においては、「紹介をお願いします」の一言を言わないことで、大きなチャンスを失っている人をよく見かける。

「忙しそうだから紹介が欲しいとは思わなかった」とか「早く言ってくれれば、それが欲しいって人は沢山いたのに」と言ったことがある方も多いだろう。それと同じ事をお客さんは思っているのである。そして、「紹介してください」の一言が言えれば、今回のコメントのように10倍近くの反応を得ることができるのである。

「いやいや、うちはお客さんが多くて困ってるくらいだから、紹介はいらないよ」とおっしゃる方もいるかもしれない。顧客の数だけを考えれば確かにそうかもしれないが、信頼関係が既にある既存客とド新規のお客さんとではどちらがストレスがかかるだろうか?これと同様に、紹介のお客さんは既にこちら側を信頼してきてくれているので、ストレスなくお付き合いできたり、約定率が高かったりする。

また、「紹介」「紹介」言い過ぎると嫌がられる、と思われている方もいるかもしれないが、それは本当だろうか?
毎回会うたびに言われるのは流石に敬遠してしまうが、「紹介して欲しい」と伝えることが自分のビジネスに対する情熱を伝える機会だと考えることもできる。中には紹介をしてくれないお客さんも当然いる。しかし、彼らには自分のビジネスに対する情熱が伝わったと思えば失うものはないはずである。1人でも多くの人によいいいサービスを提供したいという気持ちを持てば、紹介をお願いするときに心構えが変わるはずである。


と言うことで今回も「コメントお願いします」