zabooについてのマーケティング的考察

先日友人ぴっぴのmixiの中のブログで最高の賛辞を頂戴した。
勝手に一部引用。

久しぶりにマイミクみっちーさんとKing of 健康ランド
こと、万葉倶楽部へ。

彼からは風呂で学ぶことが多い。

最近彼が始めたブログからも分るとおり、妥協のない探究心と向上心がみっちーさん魅力だ。
http://d.hatena.ne.jp/sat3214/

今日もそれを随所に感じさせた。

風呂での楽しみ方一つとっても、
彼には「カイゼン」と「学習」がある。

過去にも

サウナ→水風呂→休み→サウナ→水風呂→露天

という「2ローテーション式」の黄金律を教えてくれたのも彼だったし、
「寝湯で耳を塞ぐと首元の鉄パイプから骨伝導で『カランカラン』水が流れる音が聞こえるのが心地よい」
という裏技にもその後ハマッている。
今日は帰り際のシメの風呂で、彼が水風呂で半身浴をしているのを見かけた。
「最後に水風呂に入ると湯冷めしない」
らしい。さすがだ。

さらに今日は「ZABOOのVIP会員に入るべきか、入らぬべきか」という最近のイシューに対する答えも彼との議論の中で見出すことができた。 (ひいては、「客の入らないZABOOをどうやったら立て直せるか」という議論にまで花が咲いた。かなり余計なお世話である) 彼とは数年来の風呂仲間だが、当時に比べ、確実に楽しみ方のレベルがアップしていることに気付いた。
ベンチャー経営者として、同じ対価で最大限の効果を得る、ROI志向が染み付いているからだろうか。
入館料2620円は安すぎるぐらい、元をとっている。

よく、「なぜ毎週のように金をかけて風呂にいくのか」という問いを受けることがあるか、彼の行動にその答えを見出すことができそうだ。

てわけで、みっちーさんに感謝とリスペクト1票!

いや〜、しかしいい湯だった。

というわけで、風呂道を極めんとする自分としては、この上ないお言葉を頂戴した。

このぴっぴとgo君とで、昨日zabooに行ってきた。僕とぴっぴはVIP会員で2000円で入場。go君は一般人なので2800円入場。
ぴっぴは、前回の万葉の後すぐにzabooのVIP会員に入会、その時に僕の名前を出したら入館料の2000円はサービスになったらしい。「紹介ありがとう」と感謝された。
ぴっぴの日記にあるように、ここはすいていること自体が魅力。約一時間の都会の穴倉でhealing体験をしてきた。

サウナでは、ぴっぴとzabooにおけるCRMの実践について熱い議論を。最後には、立ち湯の深さだの、岩風呂のポジションだの少しマニアアック過ぎる話に花を咲かせて帰ってきた。

事件はこの後起こる。帰って自宅のポストを空けると、zabooから一通の手紙が。開けてみると、「ぴっぴさんをご紹介頂きありがとうございます。ささやかながらお礼を同封しました」とzaboo内で使える3000円のお食事券が入っていた。正直嬉しい。
何が嬉しいかと言うと、紹介をしたという行為をzabooは、わざわざ手紙をよこして肯定してくれた。これこそがまさに紹介をもらおうとする側にとってもっとも大切なことの一つ。紹介する側は、紹介と言う行為を通じて、自分の友達と自分の行為にしている店の両方をhappyにしたいと思っている。だが、同時にこれは自分の信用をリスクにさらす行為でもあり、そこに不安の二文字は付きまとう。そこに、ぴっぴからVIPになってよかった。しかも、お前名前を出したら、入館料がタダになったと喜ばれ、zabooからはお手紙と食事券をもらった。
すごく嬉しい。たぶんまた、誰かを紹介してしまうだろう。というか、今現在こうしてブログに書いている時点で、紹介しているようなものだが。


これこそが、紹介する側の心理を理解した、紹介システムである。
紹介システムを構築する時に大切なことは二つ。①自分達が紹介で成り立っていることをお客様に理解してもらうこと ②紹介した人が素晴らしいことをしたことを後でしっかりと伝えて差し上げること。

この両者からの喜びの言葉がもらえたことは、3000円の商品券の何倍も嬉しかった。