Outputの質がInputの質を決める

9月に入り、オフィスに新しいメンバーが増えた。彼らが望む成長を得られるフィールドを作ることが自分の課題だと思っている。これは、新人だけでなく自分の会社で働く人には皆、進化と成長の場として職場を捉えて欲しい。

学ぶとは具体的にはどの様な行為をいうのだろうか。学ぶとは、インプットとアウトプットの繰り返しによって得られるものだと思っている。私もこうして書くことを通じて自分の学びを広げているし、ミーティングなどで自分の考えを伝える機会に恵まれることを通じて、学びを得てきた。私達日本人は、受験勉強の弊害からインプットすることを学習だと考えている節がある。しかし、インプットしたものが自分のものにならなければ学びとは言えないし、そのためにはアウトプットすることが欠かせない。むしろ始めのうちはアウトプットするためにインプットする位の気持ちを持って取り組めばいいと思う。アウトプットの質を高める努力をすれば、自ずとどのようなインプットすればいいのかが見えてくるわけだ。学習の概念を逆転させることで、学習の効率が飛躍的に向上する。