4周目
今年の干支は「寅」。寅年生まれの私、12年を一つの区切りと考えると、今月から4周目に入ったわけになります。まぁ、12年を一区切りと考え「少年期」「青春期」「青年期」とたどって来たような分けるとこの辺から明らかにステージが変わって来ていることを意識しなければいけないだろうなと感じてます。
この4周目にあたり、今いくつかのことに注意を払うようにしています。それが以下の3つです。
1. 自分がどのような時代を生きているかを認識する
時代が大きく変化していることは、誰もが感じていることでしょう。それを二つの大きな軸で考えるとしたら、資本主義社会から知識社会への移行とグローバリズムだと考えています。この社会で求められている力は、クイックなレスポンスとコミュニケーション能力だと考えています。
2. 強みにフォーカスする
自分の苦手なことをするのは、もう疲れました。あと、人に出来ないことを求めてイライラするのは、双方に取って無益だと言うことを実感しています。怒らなくなると言う意味ではありませんが、強みにフォーカスをして生きると色々楽だと感じています。少なくともストレスは随分減ります。
3. 時間を守る
資本主義社会では、最高の価値としてお金が君臨していましたがどうやらお金がなくても色々なことが叶ってしまう世の中になりました。web2.0とかつて呼ばれた今の社会は、個人が発信力を持ちメディア化しています。お金がないと宣伝も出来なかった旧社会に比べ、現社会はお金がなくても様々な手で広告宣伝が出来ます。大企業の組織がないと出来ないと思っていたことが、コンピューターシステムで解決され、ムーアの法則がそのコストを毎年下げてくれています。その結果、クラウド化という革命的に企業のコストを下げる流れもあります。また、精神性の台頭により、人はお金がなくても幸せになれると言うことを知り始めました。
つまり、知識社会ではお金が最高の価値観たり得ないのです。
では何か。お金の価値が下がったことにより、唯一この世界で平等に分配されている時間の価値が上がりました。ジャックアタリの言葉を借りるなら「時間が唯一価値のあるリソース」なのです。我々の人生は時間で構成される経験で出来ています。つまり時間を大切にしないと、人生を大切にできないのです。
私は正直時間に正確な方ではありませんでした。これで多くの方に迷惑をかけたり、信頼を失うようなことも何度もあったと反省しています。また、それが大きなコストにつながっていることもよく勉強させてもらいました。これは、とっても大きな約束になってしまいますが、今年からは時間を守るための高い基準を持って生きていこうと思ています。
ドラッカー1993年の書。歴史の転換を予測し、その中で日本社会の成功を絶賛する。ドラッカーが見た21世紀の社会と日本。そして今ある日本は、ドラッカーの見たそれと何が違っているのか。
- 作者: P・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/08/31
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (16件) を見る