「21世紀型教育セミナー」陰山英男先生

10月29日にバイリンガルFMで陰山英男先生を講師に迎え、「21世紀型教育セミナー」と題して講演を行いました。私も英語の勉強法の部分で20分ほど登壇させて頂きました。

詳しくは、また時間を見て書きたいと思っていますが、熱いうちにいくつか書いておきたいと思います。

まず、先生のパワーです。当日の東京入り。講演の前に二本のラジオ番組を収録。その後すぐに1時間英語のレッスン。続けて座談会が2時間にセミナー2時間。それでいて、ひとたび舞台にあがると熱いパワーで場を引きづり込んでいきます。さすが30年間教え続けている方は、場の作り方が違います。陰山先生の力強く教える姿に、子ども達ために正しい教育をしよう、日本を変えようという強い情熱を感じました。

今日先生がキャタルのご父兄の方と話をしている姿を見て、この方は家庭との対話を大切にしてこられた方なのだと感じました。先生の考えには、二つの基本があります。ひとつは「徹底反復」。もうひとつは、早寝、早起き、朝ご飯という言葉に象徴される「規則正しい生活」です。この二つは家庭の協力なしには、実践できません。子ども達の学力向上のために、「徹底反復」と「規則正しい生活」は欠かせない。先生の考え方の理解を得るために、ご父兄とのコミュニケーションを大切にしてこられたのだと思います。ここは、大いにキャタルが学ぶべき点です。


先生のこのパワーの源は、正しい教育がされてないことへの「怒り」なんだと感じました。しかしその怒りを、自分の信じる正しいメソッドとそれを支える生活習慣の推奨という正のパワーに転換して表現されています。そこには、現場を大切にしてきた一教師の、子ども達への愛情があるのです。

もっともっと現場に入って、沢山の実践を積んで、信念を強く持たなければいけないと強く感じさせられました。

陰山先生、ありがとうございました。

次回以降講演内容をご報告します。キャタルメソッドは陰山メソッドにどのような点で影響を受けているかも書いてみようと思います。