ロジカルアクティビティ

昨日の茂木健一郎さんのベンチャーについての連続ツイートで起業家には「工数の多い思考」が必要とあり、確かにその通りだなと思っていた。ただ思考の工数が多いだけでは十分ではないだろう。工数の多い思考をいかに行動に結びつけることができるかも同じ位大切だ。

仕事を通じてこれらの力を養うこともできるが、趣味を通じても思考と行動の一致を鍛えられる。例えば自分の趣味の料理では、目標物をまず思い浮かべ、それを逆算的に組み立て、最後に行動に変えていく。思いと行動を一意させるという意味で、知行合一を実施しないと完成には至らない。

きっと料理だけでなく、多くの趣味でも同じだろう。スポーツでも、自分の目標を設定して、それを達成するために日々練習をして、結果として目標達成を掴む。工数の多い思考をロジカルシンキングとするなら、それを行動に変えることをロジカルアクティビティで、このロジカルアクティビティが起業家に求められているのだと思う。仕事ができる人は、趣味の世界でも結果を出しているのはこういう理由なのかもしれない。